ゲストハウスが好きなので、この地球のどこかにお気に入りの場所をみつけ、そこでお気に入りのゲストハウスを探して、ちょっと長期で住んでみたいなと思っている。そこの住民みたいな顔をして市場に買物に行き、ご飯を作って、散歩したり、本を読んだり。夕方は早々とビールを飲んで、夕焼けでも見ながら、顔見知りになった人達とたわいもない会話を交わして、そんな気ままな生活をしたいなと考えていたら、けっこうそんな生き方を実践している人達に出会った。日本が寒い冬の間は暖かい東南アジアに滞在するというおじさん達。バリやマラッカ、バンコク、チェンマイ、ホーチミンなどのゲストハウスで暮らす。
いずれも定年退職者達だから時間はあるし、物価が安いので日本で暮らすよりも経済的である。いざという時は周りの人達が助けてくれるらしい。バンコクの日本人宿では長期滞在していたご老人が亡くなった時、ゲストハウスに泊まっていた仲間達が皆で葬式を挙げたという。ゲストハウスに長期滞在する人は海外だけでなく、日本でも増えている。先日鹿子島で神奈川から旅行に来て、そのままいついてしまったという女性と話した。
鹿児島の街も人もゲストハウスも気に入ってしまったので、市内の専門学校に通うそうだ。そういえば我が娘も東京のゲストハウスの住人であった。私もいずれはそんな風にしてみたい。気に入った場所とゲストハウスを数カ月毎に点々とするのもいいだろう。でも周りの人達に迷惑をかけるほど老いぼれる前にしたい。